株式会社東京カンテイは、2020年6月2日、京急逗子線と京急空港線の駅別中古マンション価格を発表した。

ここでの「価格」は、同社データベースに登録された中古マンション（ファミリータイプ）の売り希望価格をもとに、両路線の駅エリアごとの平均坪単価として算出されたもの。「現状価格」の集計は、2019年10月から12月までの3ヵ月間に実施されている。

京急逗子線全線（金沢八景駅～新逗子駅）における中古マンションの平均価格は、101万円となった。1年前と比較すると、1万円の上昇を果たしている。

同線で最高値はマークしたのは、182万円の新逗子駅。しかし東京カンテイは、同駅エリアは事例数が少ない点を指摘し、今回の結果は個別事例による影響が大きく出たためと考察している。

また同社は、金沢八景駅がわずかに上向く111万円をマークし、前期の横ばいから脱した点を着目。同駅エリアは、平均築年数こそ30年台半ばと古いものの、ファミリー向け事例が増えたと分析している。

京急空港線全線（京急蒲田駅～穴守稲荷駅）における中古マンションの平均価格は、223万円となった。1年前と比較すると、横ばいの結果を示している。

同線において東京カンテイは、糀谷駅に着目。同駅エリアは、前期から15万円下落して232万円をマークした。この結果について同社は、築年数の上積みが進んだためと考察している。なお、同線で最高値はマークしたのは、246万円の京急蒲田駅となった

（画像はプレスリリースより）

駅別中古マンション価格／京急空港線、京急逗子線 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/748