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東京Aグレードオフィス賃料4か月連続で年間上昇率5%超-JLL調べ

2019/8/10 18:00

月額賃料の坪単価は3万9369円
ジョーンズ ラング ラサール(JLL)は8月7日、2019年7月末時点の「東京Aグレードオフィス空室率・賃料」を発表した。

これによると7月時点における、東京Aグレードオフィスの空室率は0.7%だった。前月比で0.1ポイントの低下、前年同月比では1.2ポイント低下となり、2か月連続で1%を下回る水準となった。

オフィスの供給が減少するなか、需要は将来の供給予定物件をも吸収しており、予約契約率は2021年まで高い水準を維持する見込みだ。

月額の平均賃料は、坪当たり3万9369円(共益費込)。前月比で0.3%上昇、前年同期比では5.5%の上昇を示し、4か月連続で年間上昇率が5%を上回っている。

7月期は渋谷と新宿を含むサブマーケットが、上昇をけん引する結果となった。

東京Aグレードオフィス・東京Bグレードオフィスとは
JLLが示す東京Aグレードオフィスとは、東京の中心業務地区である千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区において、1990年以降に完成した、延床面積3万平米以上、基準階面積1000平米以上の新耐震基準に適合したもの。

JLLでは毎月、「東京Aグレードのオフィスの空室率及び賃料」の動向を発表している。また、「東京Bグレードのオフィスの空室率及び賃料」についても、四半期ごとに発表している。

東京Bグレードのオフィスは、千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区において、1982年以降に完成した、延床面積5000平米以上、基準階面積300平米以上の新耐震基準に適合したものを示す。

外部リンク

ジョーンズ ラング ラサール株式会社のプレスリリース
https://www.joneslanglasalle.co.jp/

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