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首都圏、全都県が下落。2020年4月の新築木造一戸建て住宅平均価格

2020/5/13 13:00

平均価格の算出およびその推移を考察
株式会社東京カンテイは、2020年5月11日、プレスリリース『主要都市圏・主要都市別/新築木造一戸建て住宅平均価格 月別推移』の2020年4月版を発表した。

同リリースは、敷地面積100~300平米かつ最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内といった条件を満たす新築木造物件を対象として、平均価格の算出およびその推移を考察したもの。同社は、このリリースを毎月発表している。

新型コロナウイルス流行の影響が大きい
2020年4月の首都圏における新築一戸建て住宅の平均価格は、3752万円となった。前月比ではマイナス1.0%となり、2ヵ月連続の下落を示している。

都県別に見た場合、東京都は前月比マイナス0.8%の4493万円となり、2ヵ月連続で下落。神奈川県はマイナス1.8%の4012万円、千葉県もマイナス1.5%の3124万円、埼玉県もまたマイナス0.6%の3330万円となり、いずれも下落へ転じた。

首都圏が全都県で下落を示した結果について東京カンテイは、3月から始まった弱含み傾向を指摘しつつも、新型コロナウイルス流行の影響が大きいと考察。今後の動向には注意が必要と、まとめている。

近畿圏・中部圏、共に下落
2020年4月の近畿圏における新築一戸建て住宅の平均価格は、3132万円となっている。前月比ではマイナス2.1%となり、2ヵ月連続で下落する結果となった。また、主要府県は全て前月比がマイナスとなっている。

中部圏も、前月比マイナス0.4%の3104万円となり、下落へ転じた。愛知県も、やはりマイナス2.0%の3244万円となり、下落へ転じている。

福岡県は、前月比マイナス1.7%の3095万円となり反転下落をマーク。ただし、前年同月比はプラス5.7%となった。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

主要都市圏・主要都市別/新築木造一戸建て住宅平均価格 月別推移 4月 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/kodatesintiku202004.pdf

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