「曇」が「晴」を上回り、15地域と最多に
東京カンテイは8月27日、「2015年7月度 中古マンション価格天気図」を発表した。天気図は、全国47都道府県の、ファミリータイプ中古マンション流通事例価格を月ごとに集計し、価格変動を「天気マーク」で表示したもの。
7月度は、「晴」(価格は上昇傾向にある)が12地域から13地域にさらに増加したものの、「雨」(価格は下落傾向にある)が5から7地域に増加、「曇」(価格は足踏み傾向にはある)が11から15地域と最多になり、大都市の中心部のみ上昇する傾向となっている。

天候改善は11地域、悪化は10地域
天候が改善した地域は、前月の12地域から11地域に微減。横ばいが25地域から26地域に微増。悪化は10地域と変わらなかった。前月「曇」であった11地域のうち、「薄日」に改善したのは奈良県と和歌山県の2地域で、7地域は「曇」で変わらず、福井県と高知県の2地域が「小雨」に悪化。
全国的には東京都、大阪府、宮城県、福岡県など大都市や地方中枢都市は上昇傾向を維持しているが、他の地域ではおおむね横ばいか下落となっている。
http://www.kantei.ne.jp/release/PDFs/WR201507.pdf