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首都圏、全都県が上昇。「分譲マンション賃料月別推移」2020年3月版

2020/4/18 19:15

月額募集賃料を行政区単位に集計・算出
株式会社東京カンテイは、2020年4月16日、プレスリリース『三大都市圏・主要都市別/分譲マンション賃料月別推移』の2020年3月版を発表した。

ここでの「賃料」は、同社のデータベースに登録された分譲マンション(ファミリータイプ)の月額募集賃料を行政区単位に集計・算出した上で、平米単価に換算して表記したもの。同社はこのリリースを、毎月発表している。

首都圏、伸張を続けて3000円の大台に到達
2020年3月の首都圏における分譲マンション賃料は、3050円/平米となった。前月比ではプラス2.4%となり、伸張を続けたことで3000円の大台に達している。

都県別に見た場合、東京都は前月比プラス2.1%の3668円/平米をマーク。神奈川県もプラス5.1%の2287円/平米、埼玉県もプラス3.2%の1746円/平米となり、大きな上昇を示した。千葉県もまた、プラス1.1%の1675円/平米で上昇している。

東京カンテイは、首都圏の都県がいずれも上昇を示して点に注目。その要因として、平均築年数の若返りを指摘している。

上昇した近畿圏、弱さを見せた中部圏
2020年3月の近畿圏における分譲マンション賃料は、前月比プラス2.1%の1907円/平米となった。同エリアでは、大阪府において賃料水準が高い大阪市の事例シェアが拡大。結果として、圏全体の価格も上昇させている。

中部圏は、前月比マイナス0.3%の1756円/平米となった。愛知県もマイナス1.2%の1799円/平米となり、共に弱さを見せる結果となっている。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

三大都市圏・主要都市別/分譲マンション賃料月別推移 3月 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/T202003.pdf

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