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全体的に下落基調。東京カンテイ、北総鉄道の駅別中古マンション価格を発表

2019/7/7 16:00

売り希望価格をもとに平均坪単価として算出
株式会社東京カンテイは、2019年7月2日、北総鉄道(京成高砂駅~印旛日本医大駅)の駅別中古マンション価格を発表した。

ここでの「価格」は、同社データベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格をもとに、駅ごとの平均坪単価として算出されたもの。「現状価格」については、2019年1月から3月までの3ヵ月間に集計が行われている。

最高値は、144万円の京成高砂駅
北総鉄道全線における中古マンション価格は、77万円となった。前年の結果と比べて、価格で3万円、割合で4.4%の下落を示している。平均築年数は前年の20.0年から23.6年となり、平均専有面積は83.22平米から80.31平米となった。事例数は、前年より80件減って664件となっている。

今回同線で最高値を示したのは、144万円の京成高砂駅。しかし同駅エリアは、前期には8%台の上昇をマークしたものの、今期は下落へ転じた。この結果について東京カンテイは、同駅エリアで築古物件の割合が増えたことを指摘。取引事例数が106件と比較的多いにも関わらず、平均価格は下落したと考察している。

千葉ニュータウン中央駅も、価格は微減
千葉ニュータウン中央駅は、今期も同線内で最多の取引数をマークしたが、価格は微減となった。印西牧の原駅も9%台の下落へ反転。白井駅もまた、築年の上積みが進んだために下落幅が拡大している。

北国分駅と矢切駅は、共に上昇をマークした。しかし東京カンテイは、両駅の事例数が15件と少ない点を指摘し、上昇は個別事例の影響であると考察。同線全体としては、下落基調であるとまとめている。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

駅別中古マンション価格/北総鉄道 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/616

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