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国内の収納サービス市場、堅調に拡大-矢野経済研究所

2019/5/11 23:00

市場規模は前年度比6.7%増の743億3000万円
市場調査とマーケティングを手がける矢野経済研究所は5月8日、「国内の収納サービス(レンタル収納・コンテナ収納・トランクルーム)市場トレンド調査」の結果を発表した。

調査結果によると、2018年度における国内の収納サービス市場規模は、前年度比6.7%増の743億3000万円の見込みだ。

大手企業や地域の有力事業者に加え、新規参入事業者などが積極的に収納拠点数を増やしており、市場規模が堅調に拡大している。

2020年度には829億3000万円規模に
2018年12月末時点での、レンタル収納・コンテナ収納・トランクルームの拠点数の合計は約1万1500か所に及ぶ。

このうち部屋数としてカウントできるレンタル収納、コンテナ収納の室数は約52.5万室と推計され、前回調査の2016年6月末時点と比較すると約20.0%の増加となった。

レンタル収納、コンテナ収納の室数は総世帯数約5800万世帯に対して、1世帯あたり約0.009室。約110世帯に1室の収納スペースがある計算になる。

また首都圏に限ってみると、収納スペースの室数は約30.6万室と、全体の約6割を占めている。首都圏の総世帯数約1749万世帯に対して、1世帯あたり約0.017室となり、約57世帯に1つの収納スペースがある計算になる。

なお、2020年度の収納サービスの市場規模は2011年度比では約1.8倍の、829億3000万円に達すると予測される。特に、首都圏・中京圏・近畿圏の3大都市圏では、収納拠点数の増加とともに一般生活者の利用も増加すると予想され、今後も堅実に推移していく見込みだ。

また地方においても、ある程度の需要が見込まれており、収納サービスの認知度の向上とともに、緩やかながら拡大していくとみられる。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

株式会社矢野経済研究所のプレスリリース
https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/2130

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