読売広告社がタワマン女性のライフスタイルを分析
読売広告社は12月21日、オリジナル生活者調査「CANVASS」を用いた「タワーマンションに住む女性(タワマン女性)のライフスタイル」に関する分析結果を発表した。近年都市への人口集中がすすみ、特に東京への一極集中が著しいことから、居住者の生活価値観が多様になり、都市生活者のライフスタイルも変化している。
分譲マンションではタワーマンションが人気だが、一部の高額物件や富裕層の投資などが話題となり、高額物件というイメージが強い。今回の分析では、金融資産や世帯年収に一定の上限を設け、富裕層と呼ばれる人を除外し、一般的な世帯に絞ったうえで、一般調査の女性と比較をして分析を行った。

満足度は高いが一生住み続けたい人は1割以下
調査結果から、タワーマンションに住む女性の特徴として「住まい満足度」が高いものの、「一生今のところに住み続けたい」と希望する人は少ないことがわかった。現在のタワーマンションに対しては72.7%の人が満足しており、評価が高い。しかしその一方で「一生住み続けたい」という意識はわずか1.8%にとどまっており、9割以上に今後状況によっては次の住居を検討する姿勢が見受けられた。
住まいに関しては中古でも構わないと考える人も一般調査に比べて高く、現状やバリューなどを合理的に判断して住まいを選択しようとする堅実な姿勢が伺える。
(画像はプレスリリースより)
http://www.yomiko.co.jp/news/item/?p=161221