中古マンションの成約単価も、15期連続で上昇
東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は10月18日、7~9月の首都圏における不動産流通市場の動向を調査・分析した「季報Market Watchサマリーレポート 2016年7~9月期」を発表した。レポートによると、7~9月の首都圏における中古マンションの成約件数は、前年同期比9.1%増の8,724件。6期連続で前年同期を上回った。
1平米当たりの成約単価は、前年同期比5.7%増の48万600円。2013年1~3月期から15期連続で、前年同期を上回っている。成約価格も前年同期比で5.5%上昇の3,047万円。2012年10~12月期から16期連続で、上昇傾向を維持している。

中古戸建住宅の成約件数は6期連続で上昇
7~9月期の首都圏における中古戸建住宅の成約件数は、前年同期比9.2%増の3,148件。マンション成約件数同様、6期連続で前年同期を上回った。成約価格は前年同期比で2.5%上昇の3,082万円、3期ぶりに前年度期を上回った。
土地面積は前年同期比0.6%減の148.74平米。建物面積は前年同期比0.4%増の107.18平米だった。
http://www.reins.or.jp/pdf/trend/sf/sf_201607-09.pdf