中古マンションの成約件数、前年同月比13.6%増
東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は8月10日、2016年7月度の月例マーケットウオッチを発表した。これによると7月の首都圏における中古マンションの成約件数は3,190件で、前年同月比13.6%増加した。成約平米単価は、4.7%上昇の47万3,300円。成約価格も2,999万円となり、4.5%上昇。いずれも2013年1月から、43か月連続で前年同月を上回っている。
地域別の成約件数は、すべての地域が前年比で増加してえおり、なかでも東京都区部、多摩、埼玉県、千葉県は2ケタ増となった。東京都区部は2012年10月から46か月連続、多摩は2015年5月から15か月連続で前年同月を上回る結果となった。

中古戸建住宅の成約件数、すべての地域で2ケタ増
7月の首都圏における中古戸建住宅の成約件数は1,205件。前年同月比20.1%増と、大幅に上昇した。成約価格は5.2%上昇の3,068万円だった。地域別の成約件数も、すべての地域で2ケタ増となり、神奈川県他は16か月連続、多摩は12か月連続、埼玉県は10か月連続で前年同月を上回っている。
成約価格はすべての地域が前年より上回り、特に多摩は2ケタ増となった。
http://www.reins.or.jp/pdf/trend