外国人観光客の増加で、宿泊施設のニーズが加速
三菱地所は8月1日、大阪市中央区にて「(仮称)大阪南船場ホテル計画」に着工した。完成後、「スマイルホテル」を主力ブランドとするホテル運営会社ホスピタリティオペレーションズが借り上げてホテルの運営を行う。完成は2017年11月の予定だ。
「(仮称)大阪南船場ホテル計画」の建設地は、大阪市中央区南船場二丁目38(地番)。地下鉄「長堀橋」駅から徒歩5分、地下鉄「心斎橋」駅から徒歩8分の距離で、商業の中心地である心斎橋エリアから徒歩圏内の交通の利便性に優れた立地が特徴。

現在4件のホテルを開発中
現在大阪は、訪日ビザの発給要件の緩和・免除措置が拡大されたことに加え、関西国際空港内のLCCターミナルが整備されてきたことなどから外国人観光客が増加しており、宿泊施設へのニーズが増大している。三菱地所では大阪を、ホテル需要の底堅い地域と捉え、今後もホテル開発を計画していく予定だ。
三菱地所はインバウンド需要などを見込み、積極的にホテル開発を進めている。今年7月に着工した「(仮称)京都四条烏丸ホテル計画」や、今回の「(仮称)大阪南船場ホテル計画」をはじめ、大都市圏を中心に現在4物件のホテル開発に取り組んでいる。
三菱所では
今後も国内外のホテルオペレーターと連携し、ホテルマーケットの動向や立地特性等に応じて、ビジネスホテルからハイエンドホテルまで幅広いカテゴリーのホテル開発に積極的に取り組み、新たな収益源としてホテル事業の拡大を図ってまいります
(プレスリリースより)
(プレスリリースより)
と述べている。
(画像はプレスリリースより)
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