持家、貸家、分譲住宅ともに増加
東京都は7月6日、「平成28年5月の新設住宅着工」についてとりまとめ、その結果を公表した。これによると、5月の東京都内における新設住宅着工戸数は1万3,551戸。前年同月比で持家、貸家、分譲住宅すべてが増加し、全体で22.9%増と、4か月連続での増加となった
利用関係別でみると、持家が1,359戸。前年同月比11.9%増で、2か月振りに増加へと転じた。貸家は前年同月比38.1%増の6,283戸で、2か月連続で増加している。
分譲住宅は5,883戸。前年同月比12.1%増え、3か月連続で増加傾向を維持している。内訳ではマンションが4,287戸。前年同月比9.6%増で、3か月連続での増加となった。一戸建ては1,548戸だった。前年同月比21.1%増で、2か月連続で増加している。

全地域で着工戸数が増加
地域別では千代田区、中央区、港区の都心3区が1,121戸。前年同月比26.5%増で、6か月ぶりの増加となった。千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、台東区、墨田区、江東区、渋谷区、豊島区の都心10区も、前年同月比38.1%減の4,104戸。3か月振りに増加へと転じた。
東京23区全体の着工戸数は10,860戸。前年同月比23.8%増で、4か月連続で増加している。市部は2,670戸。前年同月比19.8%増となり、2月振りに増加した。
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