海と緑を感じながら働く風光明媚なビジネス拠点
東急不動産と鹿島建設は5月26日、共同で開発する「(仮称)竹芝地区開発計画」の中核となる、業務棟の建設に着手したと発表した。完成は2019年度の予定だ。地上39階、地下2階、高さ210メートルの業務用施設で、東京湾と浜離宮恩賜庭園、旧芝離宮恩賜庭園から至近という立地特性を生かし、水と緑を感じながら働くワークスタイルを提案する。
「(仮称)竹芝地区開発計画」は、東京都が推進する「都市再生ステップアップ・プロジェクト」の一つ。東京都港区海岸1丁目の1.5ヘクタールに及ぶ都有地を、東京都が約70年間の貸し付け、業務棟と住宅棟からなる国際ビジネス拠点を作るプロジェクトである。

防災性が高く環境に配慮した国際ビジネス拠点を目指す
「(仮称)竹芝地区開発計画」の整備方針は、以下の4点。第1点は、官民連携による産業振興とにぎわい創出。第2点は、浜松町駅、竹芝駅、竹芝ふ頭、竹芝地区のにぎわい空間をつなぐ歩行者ネットワークの整備。第3点は、防災対応力の強化と、エネルギーネットワークを完備した安全な町づくり。第4点は環境負荷低減への取組みと、環境教育の拠点づくり。
歩行者デッキなどを整備してエリアの回遊性を高めるとともに、地域の防災力の強化や将来のエネルギー需要の変化を見据えた柔軟なネルギーマネジメントに取り組み、地球環境に配慮した安全な街づくりを目指す。
(画像はプレスリリースより)
http://www.tokyu-fudosan-hd.co.jp/news.pdf