36階建ての高層ビル、
森ビルが手掛ける「虎ノ門一丁目地区第一種市街地再開発事業」の市街地再開発組合の設立が1月6日、東京都知事から認可を受けた。国家戦略特別区域法に基づく国家戦略都市計画建築物等整備事業として、虎ノ門ヒルズの北側に隣接する約1.5ヘクタールの敷地に、地上36階建てのオフィスビルと4階建ての教会を建設する。総事業費は、約1,250億円。2017年2月に着工し、2019年12月の完成を目指す。
日比谷線新駅と地下道で直結
開発コンセプトは「都市づくりとの連携による交通結節点の機能強化」と、「国際的な生活環境を備えたビジネス・交流拠点の形成」。「都市づくりとの連携による交通結節点の機能強化」としてバスターミナルを整備し、臨海エリアや国際空港などへのアクセスを強化する。さらに東京地下鉄銀座線「虎ノ門駅」、新設される日比谷線「虎ノ門新駅(仮称)」を結ぶ地下通路や、虎ノ門ヒルズに直結する歩行者デッキも設置される。
「国際的な生活環境を備えたビジネス・交流拠点の形成」では、就業者や地域の住民が憩える交流拠点として公園を設ける。さらに高機能オフィスや周辺の都市機能と連携したビジネス支援施設により、新たな産業の創出と国際競争力の強化を図る。
(画像は、報道発表資料より)
東京都の報道発表資料
http://www.metro.tokyo.jp/20q15100.htm
虎ノ門一丁目地区市街地再開発組合のプレスリリース
http://www.mori.co.jp/company/press/release.html