首都圏総合は前月比マイナス0.56%で10か月ぶりの下落
日本不動産研究所は4月26日、「不動研住宅価格指数」2月値を公表した。同指数は、「東証住宅価格指数」を引き継ぐもので、東日本不動産流通機構より提供された首都圏既存マンション(中古マンション)の成約価格情報を活用し、2000年1月を100ポイントとして、同一物件の価格変化に基づき算出された指数。
2月の首都圏総合の指数値は87.12ポイント、前月比マイナス0.56%(前年比プラス3.84%)で10か月ぶりの下落となった。

東京都、前月比では5か月ぶりの下落
地域別では、東京都の指数値が95.27ポイント、前月比マイナス1.07%(前年比プラス4.18%)で前月比では5か月ぶりの下落となった。神奈川県が82.96ポイント、前月比プラス1.02%(前年比プラス3.81%)で前月のマイナスから再び上昇。千葉県が67.51ポイント、前月比マイナス1.37%(前年比プラス2.96%)で前月比では3か月連続のマイナス。埼玉県が71.12ポイント、前月比プラス0.10%(前年比プラス3.61%)で4か月連続のプラスとなっている。
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日本不動産研究所「不動研住宅価格指数 2月値」
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