東日本レインズ（東日本不動産流通機構）は4月11日、「月例速報　マーケットウオッチ／2016年3月度」を発表した。

3月の首都圏中古マンションの成約件数は、3,590件で前年比マイナス3.7％と、6か月ぶりにマイナスとなった。成約平米単価は47.78万円／平米で、前年比プラス5.4％、成約価格も3,056万円で、前年比プラス4.6％となり、ともに39か月連続で上昇となった。

首都圏中古マンションの地域別動向では、成約件数は、東京都区部が1,465件で前年比マイナス0.9％と3か月ぶりの下落。多摩は341件で前年比マイナス6.1％と再びマイナスに転じた。

また、埼玉県は419件前年比プラス1.2％。千葉県は436件前年比マイナス13.3％と6か月ぶりの下落。神奈川県も929件前年比マイナス4.0％と6か月ぶりの下落となっている。

3月の首都圏中古戸建住宅の成約件数は、1,263件で前年比プラス6.2％と6か月連続で増加となった。成約価格は3,027万円で前年比マイナス1.2％と下落した。

地域別動向では、成約件数は、東京都区部が197件前年比マイナス1.0％で2か月連続の下落。多摩は190件前年比プラス10.5％で8か月連続の上昇。埼玉県は256件前年比プラス24.3％。千葉県は292件前年比プラス10.6％。神奈川県は328件前年比マイナス5.7％となっている。

東日本不動産流通機構　公式サイト
http://www.reins.or.jp/

月例速報マーケットウオッチ　サマリーレポート／2016年3月度
http://www.reins.or.jp/pdf/trend/mw/mw_201603_summary.pdf