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2013年9月「三大都市圏・主要都市別/分譲マンション賃料月別推移」を発表、東京カンテイ

2013/10/19 11:00

三大都市圏・主要都市別/分譲マンション賃料月別推移
株式会社東京カンテイが、2013年9月の「三大都市圏・主要都市別/分譲マンション賃料月別推移」を発表した。

三大都市圏・都府県
2013年9月の首都圏・分譲マンション賃料は、前月と比べると0.2%減少の2,545円/平米と再び下落したが、2013年に入ってからは2,500円台半ばで安定推移している。都県別で見た場合には、神奈川県を除けば、東京都が+0.2%増加で2,995円/平米、埼玉県が+0.4%増加で1,632円/平米、千葉県は+0.7%増加で1,575円/平米とそれぞれ上昇しており、千葉県は都心寄りのエリアが牽引したため3ヵ月連続の増加となった。

近畿圏では前月と比べると0.9%増加の1,841円/平米と4ヵ月連続で上昇しており、4月以降は1,800円/平米を上回る水準だ。大阪府では大阪市での大幅上昇が影響しており2.3%増加の1,951円/平米となった。また兵庫県では神戸市などが弱含みとなっており、2.7%減少の1,640円/平米と5ヵ月連続で下落し、2013年初頭の水準まで低下した。

中部圏は、前月と比べると0.3%増加の1,519円/平米、愛知県では0.2%増加の1,543円/平米と、ともに反転上昇したことによって、下落傾向がストップした。

(画像はプレスリリース)

地域別に比較
三大都市圏・主要都市
首都圏主要都市の分譲マンション賃料は、東京23区が3,095円/平米ということで、上値が重い展開となっている。平均築年数が若返ったさいたま市は1.3%増加で1,817円/平米と2ヵ月ぶりに1,800円台を回復したが、横浜市は0.4%減少の2,151円/平米、千葉市は0.3%増加の1,502円/平米と再び下落した。

近畿圏では、大阪市が前月と比べると3.2%増加の2,177円/平米と6ヵ月連続で上昇した。北区をはじめとして賃料水準が高いエリアの賃料上昇が市平均を押し上げており上げ幅を広げている。神戸市は平均築年数が18.5年から19.5年と1年分進んだ影響によって、3.4%減少の1,786円/平米と4ヵ月連続で下落した。

名古屋市は前月と比べると0.2%増加の1,634円/平米ということで、3ヵ月ぶりに上昇した。築浅事例が減少し、平均築年数は昨年秋頃と同じ水準まで戻っているが、賃料水準を比べると上回っている。

外部リンク

東京カンテイ プレスリリース
http://www.kantei.ne.jp/release/PDFs/T201309.pdf

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