東京都は前年同月比8.8%上昇
東京カンテイは3月10日、2月時点の中古一戸建て住宅平均価格の月別推移を発表した。2月の首都圏における中古一戸建ての平均価格は、3,134万円。前月比4.3%プラスとなり、上昇へと転じた。
都県別では東京都が1.5%プラスの6,014万円。前年同月比8.8%上昇しており、高い上昇率を維持している。神奈川県は2.4%下落の3,112万円。
千葉県は5.1%上昇の2,052万円となり、3か月ぶりに2,000万円台へと回復した。埼玉県は2,162万円で、1.6%上昇した。

近畿圏は下落、中部圏は愛知県が好調
近畿圏における中古一戸建て価格の平均は、前月比4.0%下落の2,298万円。大阪府は3.5%下落の2,629万円、兵庫県も1.2%下落し、2,379万円。京都府は9.7%下落の2,409万円だった。近畿圏では全面的に下落しており、特に京都府の下落が続いている。
愛知県は前月比3.1%上昇し、2,675万円となった。3か月連続で上昇傾向を維持しており、中部圏全体をみても0.8%プラスの2,114万円と、堅調に上昇している。特に愛知県は前年同月比で、6.3%と大幅に上昇した。
福岡県は前月比6.1%下落の1,666万円。4か月ぶりに下落へと転じたものの、前年同月比で見ると10.4%の上昇となっている。
(画像は、東京カンテイのホームページより)
http://www.kantei.ne.jp/release.pdf