首都圏マンション、新規発売戸数は11.0%減
不動産経済研究所は2月16日、「首都圏マンション・建売市場動向2016年1月度」および「近畿圏マンション市場動向2016年1月度」を発表した。1月度の首都圏のマンション市場動向では、新規発売戸数は前年同月比で11.0%減の1,494戸、契約率は58.6%で前年同月比で16.3ポイントダウンで、需給ともに低調となった。
1戸当たり価格は、5,570万円で前年同月比で25%のアップ、平米単価は、78.1万円で22.2%のアップとなり、ともに上昇。
首都圏の建売住宅市場動向では、新規発売戸数は前年同月比で57.5%減の237戸で、契約率は32.1%となった。
また、近畿圏のマンション市場動向では、新規発売戸数は前年同月比で31.6%減の899戸とダウン。契約率は67.1%で前年同月比で3.8ポイントダウン。1戸当たり価格は、3,798万円で前年同月比で20.4%のアップ、平米単価は、58.3万円で2.5%のアップとなり、ともに上昇となっている。
マンション平均価格、東京都区部は前年比31.5%アップ
1月の首都圏マンションの地域別では、発売戸数は、東京都区部605戸(全体比40.5%)、都下240戸(同16.1%)、神奈川県304戸(同20.3%)、埼玉県218戸(同14.6%)、千葉県127戸(同8.5%)。契約率は、東京都区部57.9%、都下44.2%、神奈川県70.7%、埼玉県63.3%、千葉県52.8%。
平均価格は、東京都区部7,149万円(前年同月比31.5%アップ)、都下5,220万円(同20.1%アップ)、神奈川県4,856万円(同32.6%アップ)、埼玉県3,664万円(同0.8%ダウン)、千葉県3,684万円(同10.0%アップ)となっている。
不動産経済研究所 公式サイト
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