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JLLが2015年第4四半期、商業用不動産の投資動向レポートを発表

2016/2/3 15:30

2015年第4四半期の投資額は7,050億円
ジョーンズ ラング ラサール(JLL)は2月2日、商業用不動産の投資動向を分析した「ジャパン・キャピタル・フロー 2015年第4四半期」を発行した。

これによると、日本における2015年通年の投資額は、対前年比12%減の4兆1,100億円。2015年第4四半期の投資額は、対前年同期比59%減少の7,050億円だった。

500億円以上の大型取り引きへの投資総額は、2014年の約1兆円に対し、2015年には約4,000億円に縮小した。大型取り引きの減少が原因とみられる。しかしながら2014年の投資総額のうち約6,000億円が、スポンサー間での取引きや買い戻し取り引きであることを考えると、実質的な取り引き金額はほぼ変わらない。

2016年の投資額は4.5兆円と予測
J-REIT市場動向をみると、いちごホテルリート投資法人が11月に、約200億円で上場を果たした。

このほかオリックス不動産投資法人などが、星野リゾート投資法人をスポンサーとする星野リゾートやその子会社などから、ホテル6物件を約428億円で取得。東急不動産などからオフィス・店舗の2物件を約338億円で取得などを新規取得している。

一方、日本リテールファンド投資法人が商業施設5物件を、約686億円で売却するといった動きも見られた。

JLLは2016年の投資動向について、
2015年の日本の商業用不動産投資額は前年比で減少したものの、2016年の投資額は増加することを予測し、2016年の投資額を10%増の4.5兆円程度
(ニュースリリースより)
とみている。

(画像はニュースリリースより)

外部リンク

ジョーンズ ラング ラサール株式会社のニュースリリース
http://www.joneslanglasalle.co.jp/news

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