条件の良い部屋に住みたいが実際は……
いえらぶGROUPは12月3日、家賃に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は全国の男女100名を対象に、行われた。アンケートで、「稼ぐ額に応じて、賃料の高い(今よりも条件のいい)部屋に住みたいですか?」とたずねたところ、男性の35%、女性の31%が「住みたい」と答えている。
では、家賃はどのくらいが妥当だと考えているのだろうか。一般的には家賃は給料の3分の1までといわれている。調査でも74%の人が、家賃が給料の3分の1以下の物件を探したと回答している。家賃が家計を圧迫しないよう、安い物件を選んでいる人が多い。
一方、給料の3分の1を意識しないと答えた人は、「家賃が安くても通勤しにくいなど生活が不便になっては本末転倒だから」、「住みたい場所や設備を重視する」などの理由をあげており、利便性や満足度を優先する人が目立った。

家賃の滞納経験のある人は14%
家賃の滞納についてたずねたところ、14%の人が「家賃を滞納したことある」と答えている。入院や、何らかの理由で収入が途絶えたために家賃が払えなかったケースが大半だ。しかし、86%の人が「大家さんに迷惑がかかる」、「大人として当然のこと」などの理由で家賃を滞納しないよう注していることもわかった。特に「家賃が自動引き落としなので滞納をしたことがない」と答えた人が多かった。
また、家賃の値下げ交渉をしたことがある人が、39%にのぼることもわかった。大雨などの災害で水漏れなどの被害があった際に、値下げを申し入れて交渉が成立したなどのケースがみられる。しかし、値下げ交渉を試みたものの、値下げに応じてもらえなかったと回答した人も多かった。
(画像はニュースリリースより)
http://www.ielove-group.jp/release/pdf