7月の不動産価格指数、前年同月比3.1%プラス
国土交通省は10月28日、7月分の「不動産価格指数(住宅)及び不動産取引件数・面積(住宅)」を公表した。「不動産価格指数(住宅)」とは、毎月の不動産価格を2010年の平均価格を100とする指数にしてまとめたものである。
これによると7月における全国の住宅総合指数は、前年同月比3.1%上昇の105.7。このうち住宅地は、前年同月比3.3%上昇の99.5。戸建住宅は前年同月比0.1%下落の99.5、マンションは前年同月比6.9%上昇の121.4となった。
土地や住宅価格が横ばい傾向であるのに比べ、マンション価格は上昇が続いており、2013年3月から29か月連続で上昇している。

都市圏別でもマンションが好調
東京都の住宅総合指数は、前年同月比3.1%上昇の105.8だった。このうち住宅地は前年同月比6.2%上昇の103.3、戸建住宅は前年同月比3.2%下落の96.6、マンションは前年同月比9.5%上昇の124.0となっている。都市圏別でみると、南関東圏の住宅総合指数は前年同月比3.7%上昇の106.6。このうち住宅地は前年同月比2.5%上昇103.0、戸建住宅は前年同月比0.8%上昇の98.3、マンションは前年同月比6.4%上昇の118.4となった。
名古屋圏の住宅総合指数は前年同月比1.0%上昇の98.3。このうち住宅地は前年同月比2.8%上昇の94.7、戸建住宅は前年同月比2.7%下落の93.9、マンションは前年同月比10.3%上昇し、122.8となっている。
京阪神圏の住宅総合は前年同月比3.1%上昇の105.8。このうち住宅地は前年同月比6.2%上昇の103.3、戸建住宅は前年同月比3.2%下落の96.6、マンションは前年同月比9.5%上昇の124.0となっている。
(画像は、報道発表資料より)
http://www.mlit.go.jp/report/press/66.html