全体延床面積約30万平米の複合ビジネス拠点を創出
東京ガス、三井不動産、三菱地所は9月28日、3社が共同で開発計画を進める「(仮称)TGMM芝浦プロジェクト」のA棟及びホテル棟、またスマートエネルギーセンター(B棟Ⅰ期工事)の起工式を同日執り行い、10月1日に着工することを発表した。JR田町駅東口隣接の東京ガス所有地(約28,000平米)において、オフィス、商業施設、ホテル等からなる全体延床面積約30万平米の複合ビジネス拠点を創出する。

国際都市・東京を訪れる人々を迎える「ゲート」をイメージした2棟のオフィスタワー
同プロジェクトは、A棟(地上31階 地下2階、延床面積約132,600平米、高さ約165メートル/事務所・6~31F、店舗・1~4F)、B棟(地上36階 地下2階、延床面積約150,000平米、高さ約180メートル/事務所・4~35F、店舗・1~2F、スマートエネルギーセンター・B2F)、ホテル棟(地上9階 地下2階、延床面積約16,360平米、高さ約45メートル/ホテル)、生活支援施設棟(地上6階 、延床面積約6,600平米、高さ約35メートル/港区子育て支援施設)の4棟などで構成。東京のスカイラインに浮かび上がる、A・B2棟のオフィスタワーの門型フレームは、同プロジェクトや国際都市・東京を訪れる人々を迎え入れる「ゲート」をイメージする。
隣接する公共街区では、カンファレンスホールやスポーツセンター、病院が整備、開業済みであり、今後、公園も整備される予定で、公共街区と同プロジェクトは歩行者デッキで接続。
大型で高効率なガスコージェネレーション等を活用し、熱・電気・情報のネットワークを形成するスマートエネルギーネットワークを構築。
エネルギー需給を一括管理・制御するSENEMSを活用し、昨年10月に公共街区に構築した既存のスマートエネルギーネットワークと連携することにより、田町駅東口北地区全体のエネルギー需給を最適化し、さらなる低炭素化を実現するとしている。
(画像はプレスリリースより)
http://www.mec.co.jp/j/news/archives/mec150928_TGMM_2.pdf