五感が満足するSensuous Cityを求めて
ネクストは9月3日、社内シンクタンク「HOME'S総研」による研究報告書、「Sensuous City(官能都市)~身体で経験する都市;センシュアス・シティ・ランキング」を発行した。報告書では全国134都市を対象に、次の8つの指標を元にアンケート調査を実施した結果が紹介されている。

3つ目は、路上でキスをしたなど「ロマンスがある」。4つ目は、イベントやセミナーに参加したなど「機会がある」。
5つ目は、地元の食材を使ったレストランがあるなど「食文化が豊か」。6つ目は、街の風景がすてき、路上パフォーマンスを見たなど「街を感じる」
7つ目は、公園や水辺でくつろいだなど「自然を感じる」。8つ目は家族と手をつないで歩いたなど「歩ける」。
東京都・大阪市人気が集中
これら五感に訴える8つの指標から、官能的な都市とは何かを追求した結果、アンケートでセンシュアス・シティ・ランキングの総合1位となったのは「東京都文京区」だった。「共同体に帰属している」、「歩ける」の指標で高く評価されている。2位は「大阪市北区」となった。「自然を感じる」の評価はやや低いものの、相対的に高い評価を得ている。
3位は「武蔵野市」。「街を感じる」、「ロマンスがある」と感じている人が多い。
ランキングトップ10には、東京23区と大阪市の各区が並ぶ中で、特徴的だったのは「金沢市」がランクインしたことである。古都の面影の強い街として、24位の京都市を大きく引き離す人気を得ている。
研究報告書、「Sensuous City(官能都市)~身体で経験する都市;センシュアス・シティ・ランキング」は、home's総研のウェブサイトより無料でダウンロードできる。
234ページの大部だが各所に美しい写真が配されており、良質な読み物も多数。表紙には若き日のセルジュ・ゲンスブールとジェーン・バーキンの写真が採用するなど、高給ファッシ誌のような仕上がりとなっている。
(画像はニュースリリースより)
http://www.next-group.jp/news/4047/