首都圏・分譲マンション賃料は前月比マイナス1.0%
東京カンテイは8月13日、2015年7月の「三大都市圏・主要都市別/分譲マンション賃料月別推移」を発表した。7月の首都圏・分譲マンション賃料は、東京都の事例シェアが縮小した影響で、前月比マイナス1.0%の2,590円/平米と6か月ぶりに2,600円を下回った。 近畿圏では大阪府で比較的大きく下げたため、前月比マイナス1.5%の1,786円/平米と下落。中部圏でも前月比マイナス1.6%の1,580円/平米と下落した。

大阪府で前月比マイナス1.9%、4か月連続で下落
都府県別で見ると、首都圏は、東京都で前月比プラス1.1%、3,145円/平米と上昇。埼玉県は平均築年数がやや進んだことで同マイナス1.2%、1,594円/平米と下落。千葉県は同マイナス0.3%、1,506円/平米、神奈川県では同プラス0.2%の2,047円/平米と、ともに小幅な変動に留まっている。近畿圏は、大阪府で前月比マイナス1.9%、1,886円/平米と4か月連続で下落。兵庫県では同プラス0.7%の1,644円/平米と上昇に転じた。
中部圏は、愛知県で前月比マイナス1.7%、1,603円/平米と下落。名古屋市でも、同マイナス1.1%、1,704円/平米と、3か月ぶりの下落となった。
(画像はプレスリリースより)
http://www.kantei.ne.jp/release/PDFs/T201507.pdf