2014年のトランクルーム市場規模は523億円。統計史上初めて500億円台を突破
トランクルーム・キュラーズを所有・運営する株式会社キュラーズはトランクルーム市場に関する市場調査結果を発表した。それによると、2014年のトランクルーム(屋内・屋外含む)全体の市場規模は2008年比1.8倍の523億円で、キュラーズによる統計史上初めて500億円台を突破した。
また、屋内型トランクルーム市場におけるマーケットシェアは2008年以来、キュラーズ(占有率:23%)、ライゼボックス(同:16%)、ハローストレージ(同:14%)のトップ3が全体の50%以上を占める状態が続いている。
日本のトランクルームサービス普及率は0.3%、先進国の中では最低水準
国内の屋内型トランクルームサービス普及率は0.3%(350世帯に1世帯が利用)と先進国の中では最低水準となっているが、日本のトランクルーム市場は成長力の高さから不動産投資における新たな投資領域として、国内外から大きな注目を集めている。2015年5月にはトランクルーム事業に特化したシンポジウム「アジアセルフストレージエキスポ2015」が日本で初めて開催され、その潜在成長率の高さが国内外に広く知られた。
なお、セルフストレージ先進国であるアメリカでは、セルフストレージ産業が1970年代に誕生し、それ以降1984年の7,000施設から2009年の50,000施設と、25年間で施設数が7倍以上という驚異的な伸びを見せた。現在は10世帯に1世帯がセルフストレージを利用するまでに拡大している。
(画像はプレスリリースより)
http://www.quraz.com/company/pr/20150708.aspx