「(仮称)内幸町二丁目プロジェクト」開始
ケネディクス、東急不動産及び、日本政策投資銀行は5月15日、東京都千代田区内幸町において「(仮称)内幸町二丁目プロジェクト」の新築工事に着手した。3社の共同事業としてグリーンアセットインベストメント特定目的会社を通じて行う。「(仮称)内幸町二丁目プロジェクト」は日比谷公園に近接し、官庁が集積する霞ヶ関エリアに位置する。地下部では隣接ビルに通じ、霞ヶ関駅と内幸町駅に直結するため、優れた交通利便性を誇る。

DBJ Green Building認証制度で高評化
今回のプロジェクトは日本政策投資銀行によるDBJ Green Building認証制度のプラン認証で、「国内トップクラスの卓越した環境・社会への配慮がなされたビル」として認証を受けた。プロジェクトプランが評価された点は、環境配慮、安全性の確保、効率的な運営システムの3点。環境配慮では、LED照明や節水型トイレなどの設備を取り入れて省エネ仕様にしたことと、ライフサイクルコストの低減への取り組みが評価された。
安全性の確保では、オイルダンパー式の制震構造を採用。また、一時帰宅困難者の受け入れ体制も整えることで、テナント利用者のみならず、地域の安全性にも貢献する点が評価された。
安全性の確保ではエネルギー消費量の見える化システムを採用し、テナント利用者との連携を行うことで効率的なビル運営を試みてる点が評価された。
(画像はニュースリリースより)
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