東京都は高額制約が好調で、2か月連続で上昇
アットホームは4月27日、首都圏における2015年3月の「新築戸建・中古マンション価格」を発表した。これによると3月の首都圏における新築戸建の、1戸あたり平均成約価格は3,225万円。前年同月比1.1%マイナスとなり、再び下落へと転じた。
東京23区のなかでも低価格物件の多い城東エリアの成約数が伸び、平均価格が同3か月ぶりにマイナスに転じたとことや、神奈川県の郊外エリアの成約増が続いていることなどが原因とみられる。
一方、東京都下では4,000万円以上の高価格帯の成約が増加し、2か月連続のプラスとなった。
中古マンション成約価格は15か月連続で上昇
3月における中古マンションの1戸あたり平均成約価格は、前年同月比12.8%上昇の2,465万円。15か月連続で上昇傾向を維持している。2ケタ上昇は3か月ぶりで、全エリアでの上昇は10か月ぶりとなる。東京23区だけでみると、依然として高額物件が集まるエリアの成約が堅調に推移しており、前年同月比10.2%プラスの3,091万円。平均価格は2か月連続で3,000万円を上回った。
(画像はニュースリリースより)
アットホーム株式会社のニュースリリース
http://athome-inc.jp/pdf/market/15043001.pdf