東証住宅価格指数を引き継ぐ、不動研住宅価格指数
日本不動産研究所は3月31日、「不動研住宅価格指数1月値」を公表した。「不動研住宅価格指数」とは、東京証券取引所が2011年4月から2014年12月まで「東証住宅価格指数(試験算出)」として公表していた指数を引き継ぐものである。
東日本不動産流通機構から首都圏既存マンション(中古マンション)の成約価格情報の提供を受け、これを基に同一物件の価格変化を算出した指数。
算出する地域は東京・埼玉・神奈川・千葉の各都県と、これらを合わせた首都圏総合の5エリアとなっており、今年1月より毎月最終火曜日に公表されている。

東京と神奈川が2か月連続で下落
「不動研住宅価格指数1月値」によると、首都圏総合は前月比0.32%マイナスの83.83ポイントだった。地域別にみると、東京が前月比0.58%マイナスの91.00ポイント、神奈川が前月比0.05%マイナスの81.12ポイントで2か月連続で下落している。
千葉も前月比0.70%マイナスの64.96ポイント。唯一、埼玉が前月比1.17%プラスとなっており、68.24ポイントだった。
(画像は、日本不動産研究所のホームページより)
http://www.reinet.or.jp/?p=15091