2015年2月の首都圏分譲マンション賃料は前月比3.2%増の2,626円
株式会社東京カンテイは「三大都市圏・主要都市別/分譲マンション賃料月別推移」を発表した。それによると、2015年2月の首都圏分譲マンション賃料(平米あたり。以下すべて同じ)は前月比3.2%増、前年同月比2.5%増の2,626円で2014年10月以来、4か月振りに2,600円台を上回った。
近畿圏の2015年2月分譲マンション賃料は、近畿圏平均が1,804円(前月比0.3%増)で5か月振りに1,800円台を回復、府・県別では大阪府が1,917円(同1.1%増)で2か月連続の上昇、兵庫県が1,644円(同2.3%減)という状況だ。中部圏については中部圏平均が1,557円(前月比2.9%増)、愛知県が1,588円(同3.1%増)で、ともに2か月連続で上昇している。
東京23区は前月比0.7%増の3,201円。3か月連続下落に歯止めがかかる
主要都市別では、東京23区3,201円(前月比0.7%増)、横浜市2,107円(同0.8%減)、さいたま市1,758円(同0.2%減)、千葉市1,466円(同1.2%減)、大阪市2,145円(同2.4%増)、神戸市1,761円(同3.8%減)、名古屋市1,692円(同3.2%増)となっており、前年同月比では東京23区のみが上昇している。東京23区は3か月連続の下落から上昇に転じ、一方の横浜市とさいたま市は上昇した前月から下落する形となった。千葉市は2か月連続で下落、大阪市と名古屋市は2か月連続で上昇している。また、前月上昇した神戸市は反転下落し、2か月振りに1,800円台を下回る形となった。
(画像はプレスリリースより)
http://www.kantei.ne.jp/release/PDFs/T201502.pdf