首都圏中古マンション価格、前月比プラス0.1%で5か月連続の上昇
東京カンテイは2月18日、2015年1月度の「三大都市圏・主要都市別/中古マンション70平米価格月別推移」を発表した。1月の首都圏中古マンション価格は、前月比プラス0.1%の2,899万円と5か月連続で上昇したものの、2014年12月以降は上昇傾向が鈍化している。近畿圏は前月比プラス1.1%、中部圏は同プラス1.4%と、ともに1%超の上昇で、各中心部での価格上昇が圏域平均を押し上げている。

名古屋市は前月比プラス2.0%と比較的大きく上昇
1月の主要都市別・中古マンション価格では、東京23区では前月比プラス0.5%の4,402万円で7か月連続の上昇。横浜市は同プラス0.7%(2,598万円)、千葉市は同プラス1.1%(1,692万円)でともに2か月ぶりに上昇。さいたま市は同マイナス0.2%(2,118万円)と小幅ながら下落した。近畿圏は、大阪市では前月比プラス0.7%(2,213万円)と上昇。神戸市では同プラス1.4%(1,783万円)と上昇し、連続下落は3か月でストップした。
中部圏は、名古屋市では前月比プラス2.0%(1,861万円)と比較的大きく上昇。市平均の価格上昇を牽引している中心部での強含みに陰りがみられないことから、当面は高水準での価格推移が続いていくとみられるとしている。
(画像はプレスリリースより)
http://www.kantei.ne.jp/release/PDFs/c201501.pdf