投資用一棟アパートの新規物件表面利回りは9.88%、物件価格は6,733万円
株式会社ファーストロジックは、「投資用市場動向データ最新版2014年11月期分」の調査結果を発表した。
それによると、2014年11月における投資用一棟アパートの新規登録数は2,794件(全掲載数:14,083件)で、表面利回りは前月比+0.18ポイントの9.88%、物件価格は前月比-200万円の6,733万円、築年数は前月比+3ヶ月の22年6ヶ月となった。
問い合わせ物件については、表面利回りが前月比+0.15ポイントの12.01%、物件価格が前月比-133万円の5,113万円、築年数が前月比+2ヶ月の24年8ヶ月という状況だ。
問合せ物件の物件価格の下落傾向が鮮明に
投資用一棟マンションの新規登録数は866件(全掲載数:4,470件)、表面利回りは前月比-0.77ポイントの8.63%、物件価格は前月比+105万円の18,622万円、築年数は前月比-10ヶ月の25年8ヶ月となっている。問い合わせ物件は、表面利回りが前月比+0.38ポイントの11.15%、物件価格が前月比-1,219万円の15,301万円、築年数が前月から横ばいの25年1ヶ月だ。表面利回りおよび物件価格は、新規掲載物件と問い合わせ物件で逆の動きを見せた。
投資用区分マンションの新規登録数は3,371件(全掲載数:20,199件)で、表面利回りは前月比-0.01ポイントの8.89%、物件価格は前月比+76万円の1,255万円、築年数は前月比+20ヶ月の24年4ヶ月となった。
問い合わせ物件の表面利回りは前月比-0.40ポイントの10.69%、物件価格は前月比-19万円の967万円、築年数は前月比-4ヶ月の24年9ヶ月となっている。
表面利回りは新規掲載物件・問い合わせ物件ともに前月から減少し、物件価格は新規掲載物件と問い合わせ物件で逆の動きを見せている。
また、投資用一棟アパート、投資用一棟マンション、投資用区分マンション全てにおいて、問合せ物件の物件価格が前月比で下落している状況だ。
(画像はプレスリリースより)
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