「溜池山王」駅と直結する複合型施設
新日鉄興和不動産は9月9日、組合員として参画する「赤坂一丁目地区第一種市街地再開発事業」に着工したと発表した。「赤坂一丁目地区第一種市街地再開発事業」は、東京都港区赤坂一丁目の約2.5ヘクタール(敷地面積は1.6ヘクタール)の施行区域に建設される、地上37階地下3階建ての大規模複合施設。

オリンピックも視野に入れ、国際交流の拠点目指す
赤坂一丁目は東京メトロ銀座線・南北線「溜池山王」駅に近接し、大使館や外資系企業が集まる国際色豊かなエリアとして知られる。政府が定める国際戦略総合特別区域の「アジアヘッドクォーター特区」、特定都市再生緊急整備地域に指定されており、都市再生拠点となる「大街区」にも位置する。
「赤坂一丁目地区第一種市街地再開発事業」では、建物と「溜池山王」駅とを直結させ、事務所、店舗、住宅など多彩な施設で構成される新たな駅前拠点ゾーンとしての機能を担う。
地下鉄連絡通路を新設し、歩行者に快適なネットワークを作るとともに、豊かな緑に囲まれた、防災性の高い複合市街地として、2017年4月の完成を目指す。
http://www.nskre.co.jp/company/news/2014/20140909.html