いよいよ工事開始、2018年の完成を目指す
住友不動産は2月27日、東京都千代田区麹町にて開発を進めいる「(仮称)麹町四丁目計画」の、建物本体工事に着手したと発表した。この再開発計画は、旧耐震基準のビル4棟と木造住宅2棟の計6棟を、10階建てのビルに建て替えるプロジェクト。設計はINA新建築研究所が行い、清水建設が施行を請け負って、2018年4月末の完成を目指す。

交通利便性の高い好立地
「麹町」駅から徒歩1分、「半蔵門」駅から徒歩6分、「四谷」駅から徒歩7分、「永田町」駅から徒歩8分と、4駅6路線の利用が可能。交通便性の高い好立地で、東京都が沿道建築物の耐震化の進めている特定緊急輸送道路に指定されている新宿通り(国道20号線)沿いに位置する。新宿通りに面する外観は、外周部を額物状に区切り、内側中心部は通りに平行になるようにダブルスキンのガラカーテンウォールをはめ込む。街の様々な表情を映し出すファサードデザインが印象的なビルとなる。
免震構造を採用し、事故や災害時の備えとして「2回線受電方式」、「中圧ガスで10日間以上発電」、「非常用発電機で72時間電力供給」と三重のバックアップ体制で停電リスクを回避する。
さらにEV自動仮復旧システムを採用し、地下1階には防災備蓄倉庫を設けるなどBCP対応にも万全を期した。
(画像はプレスリリースより)
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