不動産投資ニュース

アパート(不動産)経営

東急不動産がTOREITを発表 J-REIT資産総額12兆円を超える

2014/8/23 21:00

取得金額ベースで今期初めて12兆円超え
東急不動産株式会社は8月20日、「TOREIT」2014年7月期四半期報告(第27回)を発表した。
J-REIT資産総額(取得金額ベース)は12兆1,174億円で、今期初めて取得金額ベースで12兆円を超えた。取得時鑑定キャップレート (CR)は平均5.5%で、前期の5.2%に比べ上昇した。運用時NOI利回りは平均5.5%となり、前期の5.5%と変わらなかった。

ホテルの取得増加がCR上昇に寄与
資産総額は近年において、順調に増加を続けている。取得物件数は88件で前期まで5四半期連続で100件を超えていたペースはダウンしたものの、依然として購買意欲は高い。ホテルの取得が88件中27件を占め、来期の取得予定物件も25件中19物件がホテルとなっている。

この要因としてはホテル特化型の投資法人の上場があげられるが、総合型の投資法人においてもホテルが取得されており、アセットタイプの多様化がうかがえる。ホテルの取得増加はCRの上昇にも寄与している。

一方で各鑑定会社の期末鑑定評価におけるCRは、引き続き緩やかな低下傾向にある。そのためNOIは安定的な推移を見せているものの、NOI利回りは横ばい、あるいは緩やかに低下という推移を見せている。

外部リンク

東急不動産株式会社 プレスリリース
https://www.tokyu-fudosan-hd.co.jp/news/detail/266

最新ニュース

関連ニュース

コメント

東京カンテイ10月の三大都市圏「中古マンション価格」月別推移を発表 のページです。はじめての不動産投資に役立つ情報をご提供!不動産投資のすすめと不動産投資ニュースをご紹介させて頂いております。
各種法改正や投資のノウハウ、不動産投資市場の動向など最新情報を配信していくので、ぜひご活用ください。