「中古マンション価格天気図」を発表
株式会社東京カンテイが、2014年6月度「中古マンション価格天気図」を発表した。全国47都道府県のファミリータイプ中古マンション流通事例価格を集計し、価格変動を「天気マーク」で表示したものだ。2014年6月は「晴」の地域が前月と変わらず12地域。「雨」も3地域で変化はなかった。「小雨」は5から6地域に増加し「薄日」は17から12地域に減少。「曇」は10から14地域に増加という結果となった。

三大都市圏と地方圏を調査
天候が悪化したのは19から10地域、横ばいが21から33地域に増加。改善は7から4地域に減少した。首都圏は、東京都が前月と比較して0.6%下落、神奈川県は0.3%下落、千葉県は0.7%上昇、埼玉県も0.9%上昇した。首都圏平均は0.4%で下落。
近畿圏は、大阪府が前月と比較して0.3%上昇、兵庫県も1.1%上昇、京都府も0.2%上昇。滋賀県は1.2%上昇、奈良県は1.8%下落。近畿圏の平均としては0.3%上昇した。
中部圏は、愛知県が前月と比較して0.4%上昇、岐阜県は3.1%下落、三重県も1.7%下落、静岡県も0.9%下落した。中部圏平均では0.2%と続落した。
北海道は、前月と比較して0.3%上昇し1,267万円。 宮城県は、1.1%下落し1,745万円。仙台市も0.6%下落して1,809万円だ。 秋田県は、5.9%上昇。秋田市が3.5%上昇したことによって同県の価格が上がった。
長野県は4.5%上昇、広島県も0.4%上昇して1,624万円。広島市は0.9%下落したのだが、福山市が6.2%上昇している影響で、広島市広島県としては上昇する結果となった。
福岡県は0.5%上昇し1,450万円。福岡市は全体的に強含んでいる。宮崎県は、3.2%上昇、宮崎市が3.2%上昇したことで価格が上昇した。
沖縄県は、0.9%下落し2,092万円。消費増税の影響から、海外の個人投資家の購入が減少したため価格がやや低調となった。
http://www.kantei.ne.jp/release/PDFs/WR201406.pdf