パワーコンディショナの生産体系を6月から強化
地球温暖化や電力不足に対応するための有効な手段として、注目が集まる太陽光発電。2012年からスタートした再生可能エネルギーの固定価格買取制度と相まって、市場からのニーズは高まる一方だ。オムロンは市場ニーズの高まりを受けて、太陽光発電システム用のパワーコンディショナ「KPシリーズ」の生産体制を強化し、6月より総生産量を現在の2倍に増産する。

小規模太陽光発電システム用パワコンを増産
オムロンでも環境関連機器の業績が伸びており、特に、低圧連系が可能な50キロワット未満の小規模太陽光発電システムや、住宅用太陽光発電システムの需要が増えているという。そこでオムロンでは欠品を防ぐために、太陽光発電システム用パワーコンディショナの、生産体制強化システムを構築してきた。このほど生産能力の倍増体系が整ったため、6月から総生産量を2倍に増やす。
今後は、オムロンの独自技術“AICOT”を搭載した、屋内外設置型パワーコンディショナの品ぞろえを充実させ、関連会社であるオムロンフィールドエンジニアリングの140拠点に及ぶアフターサービス網との連携を図りながら、「KPシリーズ」の販売強化を進めていく。
http://www.omron.co.jp/press/2014/05/c0526.html