「新宿6丁目ビル」をトーセイと共同所有
ケネディクス・オフィス投資法人は4月18日、東京都新宿区の「新宿6丁目ビル(底地)」を取得した。取得価格は28億8,000万円。新たに取得した物件は、不動産会社のトーセイと共同で運用するもので、トーセイが建物を、ケネディクス・オフィス投資法人が底地を取得する。
土地賃貸借契約に基づいてトーセイから得られる、一年間の賃料収入は約1億3,600万円。長期的に安定収益が確保できる。両者がこの物件を売却する場合には、互いに優先交渉権が与えられているため、将来的な外部成長戦略にも有利と判断した。

東京経済圏への投資で収益効率を上げる
「新宿6丁目ビル(底地)」は、ケネディクス・オフィス投資法人が既に保有する「Welship東新宿」と隣接していることにも注目したい。今後は、一体再開発計画の検討も可能となる。ケネディクス・オフィス投資法人は、東京経済圏の中規模オフィスビルに投資するJ-REIT。ポートフォリオで東京経済圏の中規模オフィスビルが占める比率は、現在8割を超えている。
今後も引き続き、東京経済圏の中規模オフィスビルへの投資比率を高め、更なる成長を図る方針だ。
http://www.kdx-reit.com/cms/152837P3f1.pdf