77億5,000万円で、辰巳の物流施設を取得
GLP投資法人は4月1日、東京都江東区辰巳の物流施設2棟の取得が完了したと発表した。新たに取得したのは「GLP 辰巳IIa」と「GLP 辰巳IIb」で、取得総額は77億5,000万円。辰巳エリアはオフィスが集中する千代田、中央、港、新宿、渋谷の都心5区に至近。スピーディーな配送が可能な、優れた立地環境を誇る。

更に今年中に完成予定の中央環状品川線をはじめ、環状2号線(有明~虎ノ門)の再開発事業や、東京外かく環状道路(三郷南~高谷)の開通が間近に迫っており、首都圏のネットワークは格段に強化される。優秀な道路環境が不可欠となる物流施設にとって、大きな強みになることは間違いない。
また、豊洲や有明などの周辺エリアでは、マンション・商業施設が続々と誕生しており、東京中心部に至近の物流業務用地に立地する物件は稀少だ。
将来性の高さと希少価値を武器に安定的な収益が期待できる、競争力の高い物流施設と評価し、今回の取得に至った。

1棟一括貸しの物流施設
「GLP 辰巳IIa」は1986年の竣工だが、2013年に全面改修工事を実施。内外装、建物設備が刷新された。敷地面積6,384.51平米、延べ床面積1万6,880.2平米で、テナントはナカノ商会。「GLP 辰巳IIb」は、1990年の竣工。敷地面積961.01平米、延べ床面積3,358.95平米で、テナントは月島倉庫。
http://www.glpjreit.com/site/file/tmp-W8Wnx.pdf
資産の取得完了に関するお知らせ
http://www.glpjreit.com/site/file/tmp-JnVaK.pdf