日本リテールファンド投資法人は3月28日、「Gビル表参道02」と「ラウンドワンスタジアム高槻店」の不動産信託受益権を取得すると発表した。

先ごろ譲渡が完了した「G DINING 札幌」、「Gビル神宮前04」、「Gビル神宮前05」、「イオンタウン大垣」4物件の売却益などを充て、ポートフォリオの刷新を図る。

（画像はプレスリリースより）

「Gビル表参道02」は、東京メトロ「明治神宮前駅」徒歩約2分。日本を代表するブランドストリート・表参道と、カジュアルブランドが建ち並ぶ「キャットストリート」に面する立地。世界的ファッションブランドが旗艦店として入居するランドマーク性のあるファッションビルである。

今回取得したのは、「Gビル表参道02」のうち準共有持分50％。取得価格は177億500万円。取得資金の一部は、外部からの借り入れによって調達する。

（画像はプレスリリースより）

「ラウンドワンスタジアム高槻店」は、大阪と京都の間に位置するベッドタウン・大阪府高槻市の複合型アミューズメント施設。主要幹線道路である大阪外環状線に面しているため、幅広い地域から自動車を使ったアクセスが期待できる。

ボウリングは最大の1フロア50レーン、ゲーム機約400台、カラオケ28ルーム、スポッチャも展開しており、ラウンドワン店舗の中でも最大級の規模を誇る大型店である。取得価格は、20億8,000万円。

「Gビル表参道02」、「ラウンドワンスタジアム高槻店」の取得による平成26年2月期の運用状況と、平成26年8月期の運用状況の予想に変更はなし。

国内不動産信託受益権の取得に関するお知らせ【Gビル表参道02、ラウンドワンスタジアム高槻店】
http://www.jrf-reit.com/upd/ir_news/58.pdf

資金の借入及び金利スワップ契約締結に関するお知らせ
http://www.jrf-reit.com/upd/ir_news/59.pdf