トップリート投資法人、投資口の追加発行を発表
トップリート投資法人は11月7日、新たな投資口の発行及び投資口売り出しを行うと発表した。2006年3月上場以来初の公募増資となる。一般募集投資口数は20,000口、申込単位は1口以上、1口単位。公募申込期間は、発行価格等決定日(11月18日~11月21日までの間のいずれかの日)の翌営業日から、発行価格等決定日の2営業日後の日までとなっている。公募数を超える需要があった場合の、オーバーアロットメントによる売り出しは1,000口である。
トップリート投資法人の、現在の投資口総数は155,000口。発行後の投資口総数は176,000口となり、約13.5%増加する見込みだ。
調達資金で新たに3物件を取得
公募で調達する資金の予定額は、約90億円。調達した資金のうち、一般募集における手取り金 85億8千万円は、同日付けで発表された新規取得3物件の取得資金にあてる。新規取得物件は、オフィスビル「銀座王子ビル」と「新宿 EASTビル」、そして商業施設「コジマ×ビックカメラ柏店」の計3物件。取得額総計は、123億円である。
物件取得後の資産規模は、現在の1,855億5,500万円から6.6%増の、1,978億円となる。これに伴い平成26年4月期(第16期)及び、平成26年10月期(第17期)の運用状況の予想も修正された。
第16期の純利益は、前回予想より18.8%増益の17億8,600万円
。1口当たり分配金は4.6%増の、10,150円となる見通し。第17期の1口当たり分配金は、10,200円と予想される。
トップリート投資法人のプレスリリース
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