平成26年1月期の1口当たり分配金は6,756円
ケネディクス・レジデンシャル投資法人は3月13日、平成26年1月期決算を発表した。平成26年1月期(平成25年8月1日~平成26年1月31日)の純利益は、対前期301.5%増の16億3,200万円、1口当たり分配金は6,756円と好調だ。
平成26年1月期中に、685億5,600万円で60物件を取得。この結果、平成26年1月31日時点での保有資産総数は80物件、取得価格の総計は990億3,050万円となった。

全国に80件の「KDXレジデンス」で、ブランド力を強化
60物件を同時取得することで「KDXレジデンス」ブランドの浸透と、資産全体の価値向上に成功。底地を除くポートフォリオ全体の稼働率は、95.9%に向上した。賃貸事業収益の向上施策として、携帯電話用屋上アンテナを設置するなど建物の付加価値を高め、稼働状況が好調な物件ではテナント入れ替え時に適切な賃料を定めて収支を改善させた。さらに、物件の資産価値を高めるためのリフォーム工事や、モデルルームの設置も実施した。
資金調達に関しては、60物件を取得するために377億円の借り入れと、公募増資による348億1,900万円の調達を行った。
http://www.kdr-reit.com/news/kdr_4th_tanshin.pdf