渋谷再開発に関する計画を提案
東急不動産が参画する渋谷駅桜丘口地区再開発準備組合は12月19日、東京都知事に対し、渋谷駅桜丘口地区再開発に関する都市計画の提案を行った。渋谷駅を中心とする渋谷駅周辺地区は、2005年の都市再生緊急整備地域指定や、渋谷区が策定した「渋谷駅中心地区まちづくり指針2010」等の方針に基づき、抜本的な再開発に取り組んでいる。
2012年開業の渋谷ヒカリエを皮切りに再開発が進められており、渋谷駅地区駅街区・渋谷駅地区道玄坂街区・渋谷三丁目21地区の周辺3街区については、今年6月に都市計画が決定した。

交通網の整備、国際競争力の強化を軸に活性化を図る
渋谷駅桜丘口地区の再開発計画案では、渋谷駅周辺の課題である交通網を整備するために、渋谷ヒカリエなどの周辺再開発と連携し、空間移動が可能なアーバン・コア、歩行者デッキ、ネットワークの整備を行う。また、道路や地下車路ネットワーク等を整備して、利便性・安全性を向上させる。
国際競争力強化にも務める。総延べ床面積約241,400平米の事務所・商業および住宅施設の建設計画を立案。居住者や外国人ビジネスマンを支援する生活支援施設や、起業支援施設などを導入する。
http://www.tokyu-land.co.jp/news/201.pdf