11月期首都圏では中古マンション成約が増加
12月10日、同機構は11月期の不動産流通動向を発表した。同発表によると、中古マンション成約件数は3,121件で、15カ月連続で前年同期を上回り、11月期は2割超の増加となった。
発表の概要
首都圏中古マンション成約件数は3,121件となり、前年同月と比較して21.3パーセントの増加となった。千葉県以外の1都2県が20パーセント超の増加となり、平米単価は首都圏平均で41.23万円、成約平均価格は2,659万円で、ともに前月より上昇した。首都圏中古住宅成約件数は957件となり、前年同月と比較して2.8パーセントの減となった。成約平均価格は2,850万円で、前年同月と比較して3.0パーセントの下落、前月比5.2パーセント下落となった。
首都圏新築戸建住宅成約件数は414件となり、前年同月と比較して8.8パーセントの減、2カ月連続で前年同月を下回ったが、神奈川県のみ前年同月を上回った。成約平均価格は3,462万円で前年同月と比較して1.9パーセント下落、前月比2.7パーセント下落となった。
首都圏の土地(面積100から200平方メートル)の成約件数は390件となり、前年同月と比較して8.9パーセント減で、2カ月連続で前年同月を下回ったが、千葉県のみ前年同月を上回った。成約平米単価は19.10万円で前年同月と比較して2.4パーセント上昇、前月比3.4パーセント上昇となった。
http://www.reins.or.jp/
東日本不動産流通機構ニュースリリース
http://www.reins.or.jp/pdf/trend/mw/mw_201311.pdf