いちご不動産投資が4物件の取得と1物件の譲渡を発表
いちご不動産投資法人が、4物件の資産取得と1物件の資産の譲渡を決定したと発表した。取得した物件は「いちご神田小川町ビル」「いちご八丁堀ビル」「いちご渋谷文化村通りビル」「トワイシア横濱磯子」で、譲渡した物件は「COI新橋ビル」だ。いちご不動産投資法人は2012年4月期に制定した成長戦略を実行してきたのだが、今回進歩状況などを見直し、2014年4月期以降の1年間、新たな成長戦略ステージを実施することになった。
今回の成長戦略の中では「ポートフォリオの収益性向上」の期間と位置づけ、外部成長戦略の1つとして、4物件の取得と1物件の譲渡を実施することになった。

保有している物件の平均築年数を下げる
物件取得に関しては一般募集により調達する手取金と、メガバンクなどからの借入金及び手元資金によって、好立地で稼働率が100%のオフィスと商業施設を取得することにした。これによって安定収益の拡大、資産規模の拡大、ポートフォリオの室の向上及び、平均築年数が低下すると見込まれる。譲渡については、築年数53年のオフィスビルを譲渡することによって、継続保有による将来的なリスクを解消することが見込まれている。現在保有している68物件の平均築年数は20.9年なのだが、今回の新規物件取得と物件譲渡によって18.6年となる予定だ。
いちご不動産投資法人では今後も資産規模の拡大、ポートフォリオの質の向上、財務基盤の安定性向上を推進していく。
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