女性の資産運用について調査を実施
トレンド総研が「女性の資産運用」に対する意識や実体について調査を実施し、その結果を発表した。最近では女性の社会進出が増加しており、企業の人材においてもダイバーシティが重視されている。そのため女性が働きやすい環境はできつつあるのだが、自分らしい人生を送っていくためには、資産運用も必要だ。そのため女性は資産運用について、どのように考えているのか調査を行うことにした。
まずは「アベノミクス」をどのように考えているかについて聞いてみたところ、「期待している」は81%「実感している」は38%であった。しかし経済が今後良くなっていくのかどうかについては、期待は今のところできないという意見が多かった。

今後資産運用をやってみたい人が増加
将来の不安があるかどうかについては「不安あり」と答えた人が97%であり、将来については不安を抱えている女性が多いということがわかった。また具体的な不安点は、「お金」と答えた人が多く、子供の教育費や老後の貯蓄が不安と答えた人が7割であった。その他の不安点としては「体の衰えや病気など、健康に関する不安」「親の介護や家族の健康など、家族に関する不安」と答えた人が多かったが、とくにお金に対して不安感を抱いている人が多いことがわかった。
資産運用について関心があるかどうかについては、93%が「関心がある」と答えた。将来のことについて漠然と不安があるため、今からでも資産運用をして少しでも貯蓄額を増やしたいと考えている人が多い。
具体的な資産運用方法としては、「外国為替(FX)」「株式投資」「不動産運用」「不動産投資信託(REIT)」「海外株式投資」と答えた人が多かった。
しかし資産運用を現在行っている、もしくは過去に行ったことがあるかと尋ねると株式投資で38%、外国為替(FX)で14%ということで、考えてはいるがまだ実行していないという人が多かった。資産運用のイメージも「難しい」「怖い」と考えている人が多かったのだが、関心が高まっていることから、今後増えていくと予測することができる。
http://www.atpress.ne.jp/releases/37774/1_5.pdf