消費税増税と景気期待を前に、購入意欲が高まる
アトラクターズ・ラボは7月26日、「第22回マンション購入に対する意識調査」の結果を発表した。マンションの購入を検討している人たちを対象に、価格などを中心とした購入検討者の心理を、3か月単位で時系列に比較する調査で、今回で22回目となる。
調査の結果から明らかになったのは、主に2点。1点目は、「購入意欲」が前回より更に上昇していること。
2点目は、消費税増税よりインフレ懸念が購入意向を後押ししていることだ。
これら2点の結果から購入者の意向は、経済状況を冷静に判断しながらマンション購入意欲を維持しているといえる。

増税前・インフレ前にマンションを買いたい
「1年前と比べたマンション購入意欲」調査では過去最高水準を更新し、77%が意欲が「増した」と回答した。不動産情報サイト接触と政権発足時期を見ると、第2次安倍内閣発足以降「以前と比べ不動産サイトによくアクセスする」率が約15ポイント増加している。

購入価格に影響する税金やインフレに関する設問では、「消費税増税前に早めに購入したい」と思う人が、「そう思う」「ややそう思う」を合わせて合計で40%。

調査は、アトラクターズ・ラボ運営のマンション情報サイト「住まいサーフィン」の会員を対象に、2013年7月2日~8日の期間にわたって行われた。
http://www.a-lab.co.jp/research/press130726.html