フジ住宅株式会社は取締役会において、賃貸事業と中古住宅販売事業を融合した中古住宅アセット事業を開始することを決議したと発表した。

中古住宅アセット事業では、賃貸入居者 付きの中古分譲マンションを取得、保有することによって賃貸収入を獲得する事業と、将来的に、賃貸入居者が退去した後にリフォーム付きの中古住宅販売事業を行うという2つの事業となる。

中古住宅アセット事業というのは、住宅のストックとフローを融合した事業のことである。これまで住宅事業で培ってきたノウハウを活用することによって、効率的に展開していくことが可能である。

これまで本事業を試験的に実施してきたのだが、今回本格参入できる環境が整ったため、今後5年間に1,000戸の賃貸入居者付き中古分譲マンションの取得を目標とする。

フジ住宅株式会社では大阪府下を中心とした阪神間や、和歌山県北部等を主な営業地域としている。そのエリア内にある新築戸建住宅や、新築分譲マンション、注文住宅、改装付中古住宅、土地有効活用アパート等の建設提案や、個人投資家向けの一棟売賃貸マンションや、分譲マンション管理、賃貸管理など、あらゆるニーズに応えることができる住まいサービス企業となっていく。

そのため今後は、お客様に心から喜んでもらえる商品やサービスの提供を目指す。

これから3年後には500戸保有することによって営業利益3.5億円を見込み、5年後には1,000戸の保有を目指していき、営業利益7億円を目標とする。また平成26年3月期までに、150戸の賃貸入居者付き中古分譲マンションの取得計画を実施していく。

フジ住宅　ニュースリリース
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