損保ジャパンDIY生命保険株式会社が、サラリーマン世帯の主婦を対象にして、「2013年夏のボーナスと家計の実態」についてのアンケートを実施した。

今回の調査では、ボーナスの手取額が昨夏に比べると増えていた。今後については、「増えていくと思う」が「減っていく又はなくなると思う」を少しだけ上回った。それ以外にも金融資産が「増えた」世帯が約3割と、明るい見方が増加した。

しかし家計においてはアベノミクス効果は「感じられない」というが圧倒的に多かった。「生活に変化がないと感じている人が多かった。主婦が詠むボーナス川柳では、今の世の中を反映するものが多かった。しかし「へそくり」に関しては、過去最高を更新しており、現在でも「貯める」意識が高いことがわかる。

またボーナスの使い道としては「預貯金」が圧倒的に多いのだが、夫に渡す小遣いは増加している。しかし夫の出世のために妻が「資格費用」などで投資するという答えがあり、夫の出世を願う回答もあった。またこの夏に臨時のボーナスをあげたい人という質問には総選挙で１位だった「指原莉乃」やW杯の日本代表戦で「本田圭佑」らの名前が上がった。


家計が「苦しい」と答えた人は減少しており、「楽である」と答えた人が半数に迫った。
今後についても「厳しくなっていく」と答えた人が減っており、景気回復が見えることから改善傾向がみられる。
世帯の金融資産については「増えた」が増加しており、1年間に133.4万円増加していることがわかった。

なお、この夏に行われる参議院選挙では「ネット選挙」が解禁ということになっているのだが、半数弱が「活用したい」と回答している。

「2013年夏のボーナスと家計の実態」
http://diy.co.jp/cms/news/2013/1307059999.pdf