業界初、市販の監視カメラと連動可能
アイホン株式会社は3月13日、常時録画を可能にしたテレビドアホン“IPネットワーク対応インターホン「IX」”を、10月に発売すると発表した。オフィス、商業施設、銀行などの出入り口のセキュリティを強化するための監視カメラで、ドアホン端末の映像を、市販の映像監視システムと連動させて使用する。
テレビドアホンでは初となる、ネットワークカメラ製品のインターフェイス標準規格(ONVIF規格)に対応させた映像監視システムとの連動で、各社のカメラが利用できるようになった。

サーバーレスで遠隔地との連絡
従来のテレビドアホンは、来訪者の呼び出し時や室内からのモニター時にしか映像を確認・録画できなかった。しかし「IX」では、新開発の常時稼動するカメラ付ドアホン端末で、訪問前後まで確認・録画を行える。監視カメラと異なり、不審者の顔映像を正面から捉えることができるので、出入り口周辺のセキュリティをより強固にすることが可能になった。
インターホン機能も、呼び出し確認や着信音に音声メッセージを採用し、利便性を向上させた。
IPネットワークに対応しているので、遠隔地の拠点間の連絡も迅速に行える。通信はピア・ツー・ピアで行い、サーバー不要で最大500端末まで接続可能。
http://www.aiphone.co.jp/docs/newproduct/